レース情報



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2007 AUTOBACS SUPER GT 「 Rd5 SUGO GT 300km RACE 」

“まるでシナリオがあったかのようなレースで
ウェッズスポーツセリカ!!、表彰台の頂点に立つ!”

■決勝結果結果

フリー走行 :  -
決勝結果 : クラス優勝

■開催日:2007年7月29日

天 候 : 曇り
観客動員数 : 決勝29,000人
監 督 : 坂東正明

■コース : スポーツランドSUGO(全長3.704km)
路面コンディション:ウェット/ドライ
車 名 : ウェッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー : 飯田 章/関口 雄飛
チーム : WedsSportRacingTeam
with BANDOH





 

<< 決勝 >>
■ 7月29日(日) (81ラップ):14時00分スタート~
天候:雨  路面状況:ドライ  気温:22度  路面温度:25度


PC1Y6865_339.jpg 波乱のSUGOの幕開けにふさわしい天候となった。
飯田選手の朝のコメントは、「今のマシンの状態は今期の中で一番良い。表彰台は狙える位置にいるのでがんばりたい。」今回は良いレースが出来そうだ。
朝のフリー走行で、88号車ムルシェラゴRG-1がエンジントラブルで炎上、ドライバーは無事だったものの、決勝レースは出走不可能となった。
ウォームアップ走行終了後、急に黒い雲が立ち込め、雨が降ってきた。スタートドライバーは飯田選手。しかし、グリッドに着く時間が来てしまった為、各チームは慌ててレインタイヤを持ちグリッドへ。グリッドでは各チーム、他チームの動向を見ながら深溝、浅溝のレインタイヤを考えていた。ウェッズスポーツセリカは天候の回復を読んで浅溝のレインタイヤに変更したが、勝負に出たチームがいた。13号車エンドレスアドバン洗剤革命Zだった。早めに雨が上がると判断しスリックタイヤで出る。
スタートは雨の為、セーフティカースタート。6LAPセーフティーカー先導で周回を重ねたが、7LAP目にセーフティーカーがPITに入った。しかし、思ったより雨はひどく、飯田選手からの無線で、「コースに残るのがやっとの状態、ポジションキープも難しい」とのコメント。順位は少しずつ落ちていき、24LAP目には12位まで後退した。
しかし、この雨に強いチームがいた。77号車クスコDUNLOPインプレッサである。AWDの威力を発揮し、15番手スタートから、一気にトップまで上り詰めた。GT500をも凌駕する勢いで2位との差を開いていった。
しかし、天候は回復の兆しを見せた。路面はウェットの状態で、ドライでの10秒落ちのタイムしか出ていなかったが、31LAP目にPIT IN。スリックタイヤを履いた関口選手に交代した。関口選手は「この路面でスリックタイヤは厳しそうだ」と言っていたが、心配を他所に路面が徐々に乾き、40LAP目には1分28秒111のタイムを出して7位まで浮上。飯田選手の的確な判断でのPITタイミングが絶妙だった為、徐々に順位を上げていった。44LAP目にはベストラップの1分24秒604を記録し、トップとの差を詰めていった。47LAP目には絶好調だった77号車クスコDUNLOPインプレッサがトラブルでリタイヤ。19号車ウェッズスポーツセリカは3位まで浮上。飯田選手の言っていた表彰台圏内まで上がった。
PC1Y7333-339.jpg 53LAP目、2位を走行の62号車WILLCOM ADVAN VEMAC 408Rを捕らえ、62LAP目には2位に浮上、関口選手の熱い走りが優勝も夢ではない状況を作った。
その後、1分25秒台の走行が続き、66LAP目にはトップを走る47号車宝山DUNLOP Zとの差を1秒229まで詰め優勝争いに名を上げた。トップを走る47号車宝山DUNLOP Zは昨年ウェッズスポーツセリカをドライブしていた脇阪薫一選手。セリカの長所、短所は知っているドライバーである。激しいバトルを展開し、時には関口選手がコースアウト寸前の走りをするものの、72LAP目の最終コーナーで、47号車宝山DUNLOP Zをインから抜き去り、ついにトップに躍り出た。その後は、関口選手のペースで2位との差を広げ、75LAPでチェッカーを受けた。
3年ぶりの優勝にチームスタッフ、全員がピットウォールに出向き、関口選手を迎えた。
不運やトラブルに見舞われ、優勝まで後一歩のレース、悔しいレース、苦しいレースが続いた。しかし、監督を始めドライバー、メカニック、スタッフの全員が諦めず、“優勝”と言う目標に向かい、団結して立ち向かった結果が今回の優勝に繋がったと思います。
応援してくださった、スポンサー様、ファンの皆さんにもやっと本来の姿をお見
せできたと思います。これをきっかけにシリーズチャンピオンをめざし、躍進していきますので、これからも応援をよろしくお願い致します。

 

飯田選手コメント
正直言ってホッとしています。今年は厳しいシーズンになるのは分かってましたから。ここのところチーム力を上げるため考えて、努力してきました。自分も今までのレースの仕方が染みついていますので、ドライバーとチームがレース運びをしっかりできる体制を心がけてきました。今回、それが上手くいったのと、クルマが救済を受けて空力的に良くなった(前後オーバーハングを延長できた)ことと、コースを考えてこのSUGOがねらい目なんじゃないかと思って、ここに目標を絞ってやってきました。このレースウィークも勝つことはともかく、表彰台に上がることを目指しました。
 今日はあいにくの雨で、スタートは非常に厳しいコンディションで、もうコースにいることがやっとという感じでした。ギリギリの走りでしたが、路面が乾くまで我慢して走ろう、と。あと何周でピットに入ろうかという自分の予測と、周りの状況と、路面の状況がうまくはまって、(後半担当の)関口をコースに入れるタイミングが良かったんじゃないかと思います。彼は、走れば速いのは分かっているんです。だから、ちゃんと走れば結果は残る。ただ、若いしヤンチャだし、あわてんぼだし、おっちょこちょい。コースへ出ると速く走ることだけ考えてしまいがちなので、そこを途中無線でしっかり落ち着かせて、彼がそこを乗り切って、クルマをゴールに運んでくれました。今日のGT300の主役になってくれたと思います。
 クルマのパフォーマンス的には、今回は優勝してもおかしくないくらいと僕は思っていました。僕らのクルマは、TRDのサポートが終了していて、本来はバックアップを受けられないですが、そこを『ここしかないんだ』と無理を言って(サポートしてもらった)。予選も予想以上のタイムだったし、これだったら行けると実感もありました。あとはドライバーとメカニックと落ち着いてけばと思っていたのが、結果に繋がって良かったと思います
 
 関口選手コメント
スタートのスティントは章さんがレインタイヤで走ったんです。それで、ピットに入る直前は、ドライの予選の9〜10秒落ちで、その中をスリックで行くことになって、ちょっと自信がなかったんです。ただ、(ピットアウトは)抜群のタイミングで良かったと思います。でもコースに出て1、2周目はとても怖くて、よくコースにとどまれたな、と。終盤はGT300の周回遅れに引っかかって、ちょっとイライラしたところもあったのですが、無線で落ち着かせてもらって冷静になりました。最後は、目の前にZ(トップの47号車)が見えてきたので、もうぶち抜いてやろうと思って、その気持ちだけでした。でも抜いてから、みんなのおかげでトップになれたと思ったら、ここでヘマしたらヤバいなと、それまでイケイケだったのですが、急にビビちゃって(苦笑)。
ミスも結構あったのです。前でアクシデントにあったGT500を避けるときコースアウトしちゃったり、コースアウトしかかったりとか、まだまだ100%の内容じゃなかった。もっと完璧に仕事してれば、もっと早くトップになれたと思う。これからももっともっと勉強しないといけないと思いました。
自分が今まで出ていたレースと比べて、観客やスポンサーの方たちが多くて、表彰台は正直うれしかったです

決勝レース結果
 GT300
1位  19号車 ウェッズスポーツセリカ
2位  47号車 宝山 DUNLOP Z
3位  33号車 HANKOOK NSC PORSCHE
GT500
1位   8号車 ARTA NSX
2位  18号車 TAKATA 童夢 NSX
3位    32号車 EPSON NSX
 

決 勝天候:雨 | コース:ウェット

GT300クラス/決勝結果
Po No Machine Driver Time/Diff. Laps Tire WH
1 19 ウェッズスポーツセリカ 飯田 章
関口 雄飛
2:01'43.362 75 YH

+1

2 47 宝山 DUNLOP Z 脇阪 薫一
密山 祥吾
0'07.278 75 DL 5
3 33 HANKOOK NSC PORSCHE 木下 みつひろ
坂本 祐也
0'29.543 75 HK
4 2 プリヴェKENZOアセット・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
0'29.564 75 YH 35
5 62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
0'29.932 75 YH
6 46 宝山 DUNLOP Z 佐々木 孝太
横溝 直輝
0'45.634 75 DL 10
7 31 DOUBLEHEAD apr MR-S 峰尾 恭輔
坂本 雄也
0'51.313 75 MI

+1

8 7 RE 雨宮 ADVAN RX-7 井入 宏之
折目 遼
1Lap 74 YH
9 88 アクティオ ムルシェRG-1 松田 秀士
山西 康司
1Lap 74 YH 15
10 11 TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360 植田 正幸
菅  一乗
2Laps 73 YH

+2

11 55 DHG ADVAN FORD GT 池田 大祐
番場 琢
2Laps 73 YH

+2

12 13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z 影山 正美
藤井 誠暢
2Laps 73 YH 30
13 110 GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT 黒澤 琢弥
光貞 秀俊
2Laps 73 KH
14 5 クムホ プロμ マッハ号 320R 玉中 哲二
竹内 浩典
2Laps 73 KH

+1

15 101 TOY STORY Racing apr MR-S 大嶋 和也
石浦 宏明
3Laps 72 MI 80
16 333 ADVAN UEMATSU 320R 植松 忠雄
阪口 良平
3Laps 72 YH

+1

17 111 KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT 菊地 靖
Guts 城内
3Laps 72 KH
18 666 楽天 BOMEX 320R 周防 彰悟
山下 潤一郎
4Laps 71 YH

+2

GT300 規定周回数:52

26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ 谷口 信輝
ドミニク・ファーンバッハー
26Laps 49 YH

77 クスコ DUNLOP スバルインプレッサ 山野 哲也
青木 孝行
28Laps 47 DL

43 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
41Laps 34 MI 20

9 LEYJUN DUNLOP MT900 田中 勝喜
筒井 克彦
41Laps 34 DL
 
GT500クラス/決勝結果
Po No Machine Driver Time/Diff. Laps Tire WH
1 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
2:01'17.063 81 BS 45
2 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
0'00.282 81 BS 10
3 32 EPSON NSX ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
0'23.302 81 DL
4 3 YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
0'23.816 81 BS

+1

5 1 宝山 TOM'S SC430 脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
0'40.398 81 BS
6 39 デンソー サード SC430 アンドレ・クート
平中 克幸
1'20.106 81 BS

+1

7 12 カルソニック インパル Z 星野 一樹
ジェレミー・デュフォア
1Lap 80 BS 20
8 25 ECLIPSE ADVAN SC430 土屋 武士
織戸 学
1Lap 80 YH

+1

9 35 BANDAI 00 DUNLOP SC430 服部 尚貴
ロニー・クインタレッリ
1Lap 80 DL

+2

10 24 WOODONE ADVAN Clarion Z J.P・デ・オリベイラ
荒 聖治
3Laps 78 YH 50
11 38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路
高木 虎之介
9Laps 72 BS 35
12 100 RAYBRIG NSX ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
13Laps 68 BS 60
GT500 規定周回数:56

23 XANAVI NISMO Z 本山 哲
リチャード・ライアン
34Laps 47 BS 40

22 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム
松田 次生
43Laps 38 BS 30

17 REAL NSX 金石 勝智
金石 年弘
71Laps 10 BS

6 Forum Eng. SC430 片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
DNS   BS
 

□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
□WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)

□開始時刻:13:58/終了時刻:15:59
□出走台数:38台/完走台数:30台

□GT300 Best Lap Top3 :
1'24.604 : No.19 ウェッズスポーツセリカ (関口 雄飛)
1'24.956 : No.13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z (影山 正美)
1'25.038 : No.33 HANKOOK NSC PORSCHE (坂本 祐也)

□GT500 Best Lap Top3 :
1'17.493 : No.39 デンソー サード SC430 (平中 克幸)
1'17.502 : No.8 ARTA NSX (伊藤 大輔)
1'17.666 : No.38 ZENT CERUMO SC430 (立川 祐路)

セーフティカー先導による例外的スタート(セーフティ周回 時間:13:58~14:13/周回数:6周)
※No.24は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(セーフティカー活動中のピット出口の信号無視)により、ドライビングスルーペナルティが科された。
※No.1は、国際モータースポーツ競技規則付則L項違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティが科された。