TGR TEAM WedsSport BANDOH

WedsSport ADVAN GR Supra

『高温の路面に順応出来ず、悔しい結果に、次戦に期待』

2025 AUTOBACS SUPER GT Round5 「SUZUKA GT300km RACE

◾️開催地:鈴鹿サーキット
◾️開催日:2025年8月23日(土)〜24日(日)

■8 月 23 日(土) GT500 クラス 9位:1:54.049
■天候:晴 コース状況:ドライ

舞台を鈴鹿サーキットに移し、迎えた第5戦。これまで鈴鹿サーキットは年2回開催が多かったが、今年は、この第5戦、1回限りとなる。天候は晴れているものの、台風の影響からか、午前中から気温や路面温度、湿度が高く、明日の決勝とのコンディションの差異がどう影響するか、難しい判断となるだろう。前戦では、ノーウェイトの変則的なフォーマットであったが、この第5戦ではウェイトが復活。19号車は23kgを背負い戦うこととなる。午前中行われた練習走行では、薄曇りの中、スタート時の10時過ぎで気温/路面温度が32度/40度と高い。混走時間帯、阪口選手が混走時間帯の6周目に出したタイム が終盤まで3位のタイム(最終アタックで12号車が上回った)となり、混走時間中の赤旗中断後、混走時間、500占有時間を通して国本選手が決勝に向けて、周回を重ねていく。練習走行での順位は4位。

午後315分から開始となった予選セッション、午前中から更に気温/路面温度が上がり(34度/47度)300クラスのQ1が終わり、348分からのQ1でのアタックは阪口選手。いつものようにセッション開始直後に誰もピットから出ないまま、先陣を切ったのは2312号車の日産車。その後、残り9分で24号車と3台のスープラが出た後、19号車も残り720秒でコースイン。アタックに入るため周回を重ねていく。残り2分を切り、各車アタックに入る中、19号車も3周ラップし、残り20秒でアタックに入った。阪口選手は第三セクターで全車ベストラップを出すと、1:45.867と暫定3位のタイムで終了。その後、19号車のタイムを上回る車両がなく、Q13位で通過することとなった。
Q1の結果は、12-16-19-23-3-14-64-38-100-24-(以上Q1突破)-37-8-1-17-39 となりました。

Q2は国本選手がアタック。やはり、静かなスタートとなった中、Q1と同様に2312号車のZ勢が早いコースインとなる。程なく24号車も出ていくが、8分を切るあたりで各車がコースイン、19号車も残り730秒でピットアウトし、残り40秒で一発アタックに入るも、シケインでコース外に飛び出してしまったため、最終周のアタックタイムが抹消となり、前周のタイム1:54.049Q2の結果となり、9位で予選を終えることとなりました。

Q2の結果は、16-23-3-24-12-64-14-38-19-100となります。

坂東監督

『ちょっと今回はトップとの差がありました。軽いスープラなので前からのスタートを狙ってましたが、ちょっと歯車が合わなかったですね。
明日の決勝は中盤からの追い上げとなりますが、表彰台のトップを目指して爆走していきます。皆様の応援、宜しくお願いいたします。』

■8 月 24 日(日)
決勝14位
■天候:晴 コース状況:ドライ

猛暑の8月に三重県鈴鹿サーキットで開催される第五戦。午後3時からで気温の峠は越したとはいえ、気温/路面温度がと35度/52度と厳しいことは変わりない。300km52周のレースは、どのような結果をもたらすだろうか。決勝前、14時から行われたウオームアップ走行では、阪口選手がドライブして、その後、国本選手に交代して終了した。国本選手がスタートドライバーとなり9番手スタートと中団からの追い上げとなる。三重県警の白バイ・パトカー先導のパレードラップが1周、その後のフォーメーションラップ1周、合計2周周回後、レースの火蓋が切られた。オープニングラップは大きく順位が変わることなく、19号車も9位のまま。前の38号車の背後につき、様子を伺う。

トップの16号車が2位以下を引き離し、2位以下が数珠つなぎで並んで走行している中、130R4位の24号車が外に飛び出し順位を落とし、19号車は8位となる。前の38号車との差は1秒程度、後ろの37号車とは1秒以下のまま、周回を続けていく。4周目、14位の17号車がシケイン手前から前の24号車と接触。コース外に飛び出しクラッシュ。その影響で5周目にSCが入ることとなる。19号車の順位は8位のまま。17号車の撤収作業が完了した9周目にSCのランプが消え、10周目からレースが再開。長いSCでタイヤが冷えたのか、再開直後はどの車もウイービングしながら1コーナーに飛び込んでいった。再開後も38号車との7位争いが続くこととなる。

レースの1/3が過ぎた19周目に1回目のピットに入る車両が多数出る中、19号車はコースに残る選択をし、20周目は暫定2位、21周目には暫定1位の14号車がピットに入ったため、暫定1位での走行となる。暫定1位の19号車に暫定2位の39号車が追いついてきたが、24周目に19号車がピットを敢行。阪口選手にドライバーチェンジし、フルサービスを受け、コースに復帰、暫定12位でコースに復帰する。32周目で19号車は暫定11位。最後までピットに入らなかった39号車が33周目にピットに入り、全車1回目のピットが終了した34周目の19号車の順位は11位。35周目に300クラスの車両がデグナー二個目出口先のダートに止まったため、FCYが入ることとなった。FCY中に前とは離れてしまい、36周目に解除。直後、36周目のシケインで後ろの8号車にパスされ12位に。ペースの上がらない19号車は42周目に37号車、そして24号車にパスされ14位に後退してしまう。残り8周でタイヤを再度交換しないといけない状況になりピットイン。

残り5周、バックストレートのコース上のデブリ回収のため、FCYが入るが翌周解除されてレースが再開。19号車は苦しい中、ゴールまで走りきり、14位でチェッカーを受けることとなりました。レースは、オープニングラップから2位以下を引き離しにかかる16号車も、5周目に入ったSCでの周回で2位以下のマージンがなくなり、SC再開後も一時16号車が離すものの、14周目に23号車が追いつきトップ争いが激化する中、19周目に両者がピットインし、僅差で23号車が16号車の前に出るとそのままトップを死守し、その後14号車に迫られるも、結果、トップでチェッカーを受けることとなりました。

決勝結果は 23-14-3-16-38-39-64-12-1-100-8-37-24-19-(以上完走)-17 となります。

坂東監督

『国本選手の最初のスティントは良かったとこも沢山ありました。前の車に引っかかってしまって、引っ張る事は出来なかったです。 最終的に全く求める成績ではありませんでした。 本当に申し訳ありません。後半スティントのタイヤは勝負を賭けたのですが僕の選択ミスです。皆さんの応援、誠にありがとうございました。
次戦は表彰台の真ん中を目指して爆走していきます。』

国本選手

『高負荷なサーキットに高温の路温に順応できず、厳しいレースになりました。予選はパフォーマンスがありながらも自分のミスで順位を落としてしまい、それがきっかけでレースも厳しい展開になってしまいました。次戦の菅生に向けてテストもありますし、コンディションを整えて良いレースができるようにします。』

阪口選手

『決勝は14位でした。ファーストスティントは国本さんが良いペースで粘ってくれました。僕が担当した2スティントではコンパウンドを変え、攻めましたが路温に合わず後退してしまいました。1ピット増えてしまい勝負権を失ったので悔しいレースとなりました。このようなコンディションに次戦はならないはずなのでチャンスを活かして戦います。今大会も応援ありがとうございました。』

順位 No. チーム / マシン ドライバー Laps Best Lap Gap Tire SW
1 23
チーム
NISMO
マシン
MOTUL AUTECH Z

千代 勝正

高星 明誠

52 1'48.463 1:47'10.646 bridgestone 18
2 14
チーム
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
マシン
ENEOS X PRIME GR Supra

大嶋 和也

福住 仁嶺

52 1'49.365 5.768 bridgestone 67
3 3
チーム
NISMO NDDP
マシン
Niterra MOTUL Z

佐々木 大樹

三宅 淳詞

52 1'49.211 16.569 bridgestone 12
4 16
チーム
ARTA
マシン
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16

大津 弘樹

佐藤 蓮

52 1’49.317 17.844 bridgestone
5 38
チーム
TGR TEAM KeePer CERUMO
マシン
KeePer CERUMO GR Supra

石浦 宏明

大湯 都史樹

52 1'50.092 21.454 bridgestone 74
6 39
チーム
TGR TEAM SARD
マシン
DENSO KOBELCO SARD GR Supra

関口 雄飛

サッシャ・フェネストラズ

52 1'48.826 22.540 bridgestone 48
7 64
チーム
Modulo Nakajima Racing
マシン
Modulo CIVIC TYPE R-GT

伊沢 拓也

大草 りき

52 1'49.706 23.565 dunlop 9
8 12
チーム
TEAM IMPUL
マシン
TRS IMPUL with SDG Z

平峰 一貴

ベルトラン・バゲット

52 1'49.437 25.197 bridgestone 49
9 1
チーム
TGR TEAM au TOM’S
マシン
au TOM'S GR Supra

坪井 翔

山下 健太

52 1'50.204 25.625 bridgestone 100
10 100
チーム
STANLEY TEAM KUNIMITSU
マシン
STANLEY CIVIC TYPE R-GT

山本 尚貴

牧野 任祐

52 1'49.690 33.729 bridgestone 52
11 8
チーム
ARTA
マシン
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8

野尻 智紀

松下 信治

52 1'50.335 1'01.324 bridgestone 43
12 37
チーム
TGR TEAM Deloitte TOM’S
マシン
Deloitte TOM'S GR Supra

笹原 右京

ジュリアーノ・アレジ

52 1'49.849 1'06.228 bridgestone 75
13 24
チーム
KONDO RACING
マシン
リアライズコーポレーション ADVAN Z

松田 次生

名取 鉄平

52 1'49.463 1'16.323 yokohama 1
14 19
チーム
TGR TEAM WedsSport BANDOH
マシン
WedsSport ADVAN GR Supra

国本 雄資

阪口 晴南

51 1'50.271 1 Lap yokohama 23
17
チーム
Astemo REAL RACING
マシン
Astemo CIVIC TYPE R-GT

塚越 広大

小出 峻

3 1'51.578 49 Laps bridgestone 24