TGR TEAM WedsSport BANDOH

WedsSport ADVAN GR Supra

『粘り強い走りで5位入賞!全員で戦った3時間』

2025 AUTOBACS SUPER GT Round7「AUTOPOLIS GT 3Hours RACE」

◾️開催地:オートポリス
◾️開催日:2025年10月18日(土)〜19日(日)

■10月 18日(土) GT500 クラス 10位:1’44.518
■天候:曇り コース状況:ドライ→ウェット

SUPER GT 7戦は九州·オートポリスで開催。レース車両に課されるサクセスウェイトが半減され、各車の差が縮まる中、19号車はサクセスウェイト13 kgで予選に臨みました。

2戦·富士以来の3時間レースとなる今大会は、第3ドライバーとして小高選手を再エントリーし、万全の3名体制で表彰台の頂点を目指します。

【公式練習】午前の公式練習では、2人のドライバーが合計36周を走行。ベストラップは阪口晴南選手が8周目に記録した1’35.145で、総合5番手となりました。
【予選
Q1Q1のアタックは阪口選手。300クラスのQ1開始時から降り始めた雨は500クラスでも続き、各車はスタート直後に一斉にコースインしました。雨脚が強まるなか、19号車は一発のアタックに賭け、序盤は他車より約10秒遅いペースで周回を重ねてタイヤにじっくり熱を入れ、残り2分でアタックに入ります。第2セクターで全車最速を含むベストラップを刻み、1’32.687を記録。トップから0.054秒差の暫定3位につけました。終盤は雨がさらに強まり、各車ともタイム更新はならず、19号車はQ13位で通過しました。

Q1結果:64 − 3 − 19 − 23 − 1 − 37 − 14 − 12 − 24 − 38(以上 Q1 通過)− 16 − 100 − 8 − 17 – 39

【予選 Q2Q2は国本選手がアタック担当。直前の300クラスQ2でのクラッシュ処理により開始が遅れ、雨脚はさらに強まりました。多くのチームがスタート前にレインタイヤへ交換する中、19号車を含む多数の車両がセッション開始と同時にコースインしました。残り6分時点で路面状況は悪化の一途をたどり、19号車はアタックに入り1’44.518を記録して暫定7位。その後、雨が一段と強くなったためピットに戻り、追加アタックは行いませんでした。最終的に19号車は10位で予選を終えました。

Q2結果:3 − 23 − 14 − 38 − 12 − 37 − 1 − 64 − 24 − 19

坂東監督

『難しいコンディションでした。Q2ドライで国本選手に走らせてあげたかった。明日はまずはドライ路面を期待します。荒れると思います。明日は色んな意味はあるのですが、必ず全員で笑顔になりたいレース!表彰台を目指して爆走していきます。皆様の応援、よろしくお願い致します。戦略をある程度決めたので期待してください。』

国本選手

『予選Q2はウェットになり、良いアタックが出来なかったです。ドライでは高いパフォーマンスがあっただけに、ウェットではそれを引き継ぐことが出来ず悔しい予選になりました。』

阪口選手

Q1 を担当させて頂きました。比較的、ウォームアップ等々上手くいき3番手でQ2に繋ぐ事ができました。残念ながらQ2は雨が降り、パフォーマンスが発揮出来ませんでした。明日はドライだと思うのでいつも以上にロングの雰囲気も良いと思うので明日は小高選手もいるので3人でしっかりと力を合わせて頑張ります。』

■10月 19日(日)天候:曇/晴 コース状況:ドライ
■決勝:GT500 クラス 5位

前日に続き曇天のコンディションの中、SUPER GT 7 AUTOPOLIS の決勝が行われた。3時間の長丁場となる本レースは第3ドライバーの登録が可能であり、第2戦·富士に続いて小高選手を第3ドライバーとして登録し、万全の体制で臨んだ。予選ではQ2で想定以上に天候が悪化し、19号車は不完全燃焼のまま10番手スタートとなったが、決勝では上位進出を目標にレースを進めた。【ウォームアップ走行】決勝前のウォームアップでは、決勝セットの最終確認に注力。10周を走行し、ベストラップは1’38.3388番手となった。 【決勝】スタートドライバーは国本選手。10番手からの追い上げに期待がかかる。スタート前の気象コンディションは、気温22度/路面温度25度/湿度72%。予報ではレース中の降雨はない見込みだったものの、前日の急変を踏まえ、不安定要素を抱えた状況でのスタートとなった。1310分、予定どおり大分県警の先導によるパレードランを1周実施。続いてフォーメーションラップ1周を経て、レースがスタートした。オープニングラップの1コーナーで4番手の38号車と5番手の12号車が接触し、38号車がコースアウト。すぐに復帰したものの最後尾に後退し、19号車は9位へ。2周目には後方の16号車に先行を許し、10位にポジションを落とした。序盤は先頭2台が抜け出し、3位以降は数珠つなぎの展開。7周目にはGT500GT300に追いつき、周回遅れ処理による混雑が発生。100号車の接近を受けつつも、19号車は10位をキープした。12周目、7位争いで24号車と64号車が接触し、24号車がコースアウト。イエローフラッグの後、FCYが導入され、19号車は9位へ。24号車は一度復帰したが直後に戦列を離れ、13周目に車両回収のためSC導入となった。15周目、メインストレート上でGT500GT300それぞれの隊列を整えSCランへ移行、17周目にリスタート。直後、12号車が1周目の接触に対するペナルティ消化でピットインし、19号車は8位に浮上した。再開後は100号車との接近戦が続くも、順位は維持。21周目、64号車12周目の接触に対するドライブスルーペナルティを受け、19号車は7位へ。22周目から各車が1回目のルーティンピットを開始し、19号車も25周目にピットイン。フルサービスを行い、国本選手のままコースへ復帰。暫定12位で戻ると、タイヤ昇温中に先にピットを終えた2台に先行され暫定14位へ後退したが、同じく1回目のピットを終えた38号車、8号車とともに12位争いを展開した。31周目、23号車がピット作業の遅れで最後尾へ。順位が目まぐるしく入れ替わる中、同周の1コーナーで19号車は38号車、8号車と三つ巴の攻防に持ち込み、前の8号車をパスして暫定11位へ。以降は前の38号車に食らいつき、8号車も加えた実質トップグループの一角として周回を重ねた。41周目に全車が1回目のピットを終えると、トップは38号車、2位が19号車、3位が8号車。24周前後でアンダーカットした勢と、35周目前後に入った勢の戦略差が徐々に影響し、35周目にピットへ入った37号車が42周には3位に浮上。さらに速いペースで詰め寄り、43周目には19号車の背後へ。しかし国本選手はタイヤライフ差を感じさせない安定したディフェンスで、58周のピットインまで実に15周にわたり37号車を抑え切り、2位を死守した。58周目、フルサービスの2回目ピットで右フロント交換に手間取る場面があったものの、ドライバーを阪口選手へ交代し暫定14位で復帰。直後、GT300車両がメインストレート上でトラブルによりピット出口付近で停止し、各車がピットに入るなど混乱が生じた。61周目、車両回収のためFCY導入。のちに解除され、再開時の19号車は暫定10位。64周目には2回目ピットを終えた車両間の実質順位で19号車は6番手相当(公式順位8位)。阪口選手は実質2位集団へ加わるべくペースを引き上げたが、背後から1号車の追撃も受ける展開となった。レース残り1時間を切った67周目、実質2位争いからやや後退した37号車に対し、19号車と1車が追い上げて6位争いを形成。68周目の1コーナーでは、後方から追いついた23号車も加わり4台による攻防に。19号車はアウトから果敢に仕掛け、前を行く37号車をオーバーテイクして6位に浮上した。69周目、12号車がピットインし、19号車は5位へポジションアップ。以降は前方の38号車を追撃し続け、残り12分の95周目には差を1秒未満まで縮めたが、届かず。19号車は5位でチェッカーを受けた。レースはトップが目まぐるしく入れ替わる展開となったが、2回目のピット作業を機に抜け出した100号車が後続を大きく引き離し、トップでフィニッシュした。決勝結果:100 − 64 − 16 − 38 − 19 − 23 − 3 − 17 − 14 − 8 − 12 − 39 − 1(以上完走)− 37 – 24

坂東監督

『作戦通り、全て遂行出来ました。ドライバーとタイヤのおかげです。しかし、38号車とのバトルは見ていて素晴らしかったです。なかなかチャンスが訪れなかった。しかし、チームスタッフ全員が120%の仕事をしてくれました。やっと戦える位置にこられた事はチームの成長の結果です。次に繋がる戦いが出来たので最終戦で良いところを見せられる準備を今からします。今回はドライバー、チームスタッフ、横浜ゴム、GRさんに感謝です。沢山の応援ありがとうございました。』

国本選手

『5位でポイント獲得できました。タイヤのピックアップやGT300のトラフィック処理が難しく大変なレースでしたがミスなく戦うことができました。また戦略で順位を大きく上げることが出来ましたし、レースペース的にもライバル勢と戦える状態だったので、良いレースになりました。最終戦もてぎでもこの流れでもっと上がっていけるように努めます。応援ありがとうございました。』

阪口選手

『決勝5位でした。10位スタートからチームと決めた戦略が良くポジションを上げることができました。また国本さんの走行中、タイヤが厳しくなってきた時に良い走りで後続を抑えてくれ、ポジション的に良い展開でレースが進みました。僕が担当した3スティント目でもレースペースは悪くなく、順位を上げられました。あと一歩表彰台には届きませんでしたが最終戦に繋がる良いレースができました。今回の良かったところを精査して最終戦もてぎではさらに上を目指して戦います。応援ありがとうございました。』

順位 No. チーム / マシン ドライバー ラップ ベストラップ タイヤ SW
1 100
チーム
STANLEY TEAM KUNIMITSU
マシン
STANLEY CIVIC TYPE R-GT

山本 尚貴

牧野 任祐

102 1'38.265 3:01'16.996 bridgestone 32
2 64
チーム
Modulo Nakajima Racing
マシン
Modulo CIVIC TYPE R-GT

伊沢 拓也

大草 りき

102 1'36.717 25.944 dunlop 9
3 16
チーム
ARTA
マシン
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16

大津 弘樹

佐藤 蓮

102 1'36.777 30.652 bridgestone 18
4 38
チーム
TGR TEAM KeePer CERUMO
マシン
KeePer CERUMO GR Supra

石浦 宏明

大湯 都史樹

102 1'36.516 54.989 bridgestone 43
5 19
チーム
TGR TEAM WedsSport BANDOH
マシン
WedsSport ADVAN GR Supra

国本 雄資

阪口 晴南

小高 一斗

102 1'37.630 56.891 yokohama 13
6 23
チーム
NISMO
マシン
MOTUL AUTECH Z

千代 勝正

高星 明誠

102 1'37.046 57.522 bridgestone 29
7 3
チーム
NISMO NDDP
マシン
Niterra MOTUL Z

佐々木 大樹

三宅 淳詞

102 1'36.723 58.724 bridgestone 17
8 17
チーム
Astemo REAL RACING
マシン
Astemo CIVIC TYPE R-GT

塚越 広大

小出 峻

102 1'38.442 59.586 bridgestone 23
9 14
チーム
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
マシン
ENEOS X PRIME GR Supra

大嶋 和也

福住 仁嶺

102 1'37.562 1’00.945 bridgestone 53
10 8
チーム
ARTA
マシン
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8

野尻 智紀

松下 信治

102 1'38.096 1’03.351 bridgestone 25
11 12
チーム
TEAM IMPUL
マシン
TRS IMPUL with SDG Z

平峰 一貴

ベルトラン・バゲット

102 1'37.241 1’04.513 bridgestone 28
12 39
チーム
TGR TEAM SARD
マシン
DENSO KOBELCO SARD GR Supra

関口 雄飛

サッシャ・フェネストラズ

102 1'36.008 1’18.756 bridgestone 44
13 1
チーム
TGR TEAM au TOM’S
マシン
au TOM'S GR Supra

坪井 翔

山下 健太

76 1'36.932 26 Laps bridgestone 61
37
チーム
TGR TEAM Deloitte TOM’S
マシン
Deloitte TOM'S GR Supra

笹原 右京

ジュリアーノ・アレジ

70 1'36.815 32 Laps bridgestone 44
24
チーム
KONDO RACING
マシン
リアライズコーポレーション ADVAN Z

松田 次生

名取 鉄平

11 1'37.784 91 Laps yokohama 21