◾️開催地:鈴鹿サーキット
◾️開催日:2022年 5⽉ 28⽇(土)/ 29 ⽇(日)
予選 Q1︓坂口選手 6位 | Q2:国本選⼿ 1位
□天候︓晴れ | 路面︓ドライ |

素晴らしい晴れた鈴鹿サーキットで開催される第三戦。
午前中での公式練習では、2種類のタイヤを確認し、セットアップを進めて行った。しかし『ドライバーからはリヤグリップがない。タイヤがグリップしている感じがない。』との無線が、その後フロントのレスポンスも改善して欲しいと要望が出た。
事前鈴鹿テストのロングが確認できているタイヤを再度高温の条件の中6周のみ確認した。しかしドライバーの感触は余りよくないとのコメント。次のセットアップ案としてフロントジオメトリーを変更する時間に残り時間を費やしフリー走行を切り上げ、GT500占有走行に望んだ。占有走行では予選に使用しないタイヤで1’46.804と10番手のタイムを出した。
しかしその後赤旗中断となりセッションは終了した。
正直この赤旗がなかったらもっと他車はタイムを出し、19号車は更に下位に沈んでたと思う。
ドライバーとエンジニアはデータを分析しながら予選
セットを決めた。
午後の予選は、気温が28度、路面温度が44度と高めなコンディションの中、Q1が始まる。
Q1のアタッカーは阪口選手。開始直後に39号車がコースイン。引き続き、各車がコースインする中、19号車は遅めの7分を切った頃にコースインする。
残り2分を切ったあたりで、各車1’44秒台に入る中、アタックに入った19号車は、最終コーナーを立ち上がり、インベタギリギリまで攻めたタイムが1’44.960と暫定4番手に入る。その後、各車がタイムアップをするものの、6番手にてQ1突破となった。
Q1の結果は、1’44.230のコースレコードをだした3号車がトップ、以下39-37-17-36-19-12-16-(以上Q1通過)-14-24-64-23-8-100となりました。
Q2は国本選手がアタック。Q1とは違って、開始直後にコースインする車は無く、残り9分20秒で39,17号車が入ると、各車作戦に基づき、バラバラにコースインしていく。遅めで出て行った19号車は、早めに出て行った車の1’44.2付近をターゲットタイムとして、残り2分を切ったあたりで一発勝負のアタックに入り、Q1で3号車が出したコースレコードを上回る1’44.112を叩きだし、暫定トップに。
その後、19号車を上回る車が出ることが無く、2戦連続のポールポジションを奪取しました。
Q2の結果は、2戦連続で19号車、2位は宮田選手がドライブする37号車が入り、以下3-16-17-39-12-36となりました。
■5⽉ 29 ⽇(日)
決勝 5位
□天候︓晴れ|路⾯︓ドライ |
路⾯︓ドライ|気温/路⾯温度 開始:30℃/50℃
雲一つ無い快晴の元、季節外れの暑さとなった鈴鹿サーキットで開催される第三戦。気温30度/路面温度50度と厳しいコンディションの中、タイヤに厳しくレースは予想がつかない展開になるだろう。
19号車はポールポジションからの優勝を目指し、爆走していく。
レース前には鈴鹿サーキット60周年 特別デモランが行われ、往年のGT500車両が走りサーキットに華を添えた。スターティングドライバーは国本選手。ウオームアップ走行中の300クラス車両のクラッシュの影響で、スケジュールが10分遅れと14時40分にフォーメーションラップ、2周後にレースがスタートとなった。
19号車はトップでスタートを切り、逃げの姿勢に入るが、後ろからはS字で37号車をパスした3号車が背後に付くと、130Rでパスされ、さらに、シケインの飛び込みで37号車にパスされて3位まで落ちてしまった。さらに、2周目のシケインの飛び込みで17号車にパスされ、4位へ。さらに後ろから16号車から責め立てられるところで、3周目に12号車が止まった関係でFCYが導入された。
19号車は、前と後ろの車との差が1秒の等間隔で周回を重ねていくが、9周目に300クラスの集団に追いつき、300クラスをかわしつつ、前の16号車に迫っていくが、14号車からも追撃を受けることとなってしまう。だが、11周目に300クラスの車がシケインでクラッシュ、さらにS字で38号車が白煙を噴いて止まってしまい、SCが入ることとなった。
15周目にレースが再開、大きな順位変動もなく、5番手で再スタート。前の17号車とは1秒の間隔で着かず離れずの周回を重ねていく。
レースが1/3を迎える中、18周目に16号車が、19周目に37号車が、20周目に17号車がピットに入り、21周目に3号車が入り、19号車が暫定トップに。他車が1/3でピットに入る中、19号車はギリギリまで引っ張り25周目でピットに入る。
阪口選手にドライバーチェンジして、タイヤ交換、燃料給油をして、暫定5位で復帰。
28周目に暫定トップだった39号車がピットに入り、全車ピットが終了し、19号車は5番手のまま。
アウトラップの39号車の真後ろに着き、戦闘モードの所で2度目のFCYが入った。29周目にFCYが解除されると、前の39号車の追撃に移る。
だが、38周目から後ろの8号車が迫ってきた。
5番手争いが始まるかと思われたが、39周目にヘアピン手前の300クラスの車両の撤去処理のため、FCYが3度入り、その後、SCに変わった為、レースは中断。19号車の順位は5番手。
残り9周目にSCが解除されてレースが再開。SCにより、各車との差がリセットされ、19号車は前の39号車を追いかけていくが叶わず、5位にてチェッカーを受けることとなりました。
レースはオープニングラップで、37,19号車をパスしてトップに躍り出た3号車が後続を引き離しにかかり、2度のFCYと2度のSCをもろともせずに、2位以下を大きく引き離し、チェッカー。以下、17-37-39-19-24-8-14-100-36-64-23-16-(以上 完走)-38-12となります。【Racing Project BANDOH has opened a YouTube channel 】
レーシングプロジェクトバンドウのYoutubeチャンネル誕生。
サーキットの興奮をダイレクトにお茶の間にお届けします。
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| Po | No | Machine | Driver | Laps | Best Lap | Diff.(km/h) | Tire | SW |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 |
CRAFTSPORTS MOTUL Z NISSAN Z GT500 |
千代 勝正 高星 明誠 |
52 | 1'48.055 | 1:55'50.895 | MI | 12 |
| 2 | 17 |
Astemo NSX-GT Honda NSX-GT |
塚越 広大 松下 信治 |
52 | 1'49.389 | 4.549 | BS | 6 |
| 3 | 37 |
KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
サッシャ・フェネストラズ 宮田 莉朋 |
52 | 1'48.997 | 4.832 | BS | |
| 4 | 39 |
DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
関口 雄飛 中山 雄一 |
52 | 1'50.441 | 4.880 | BS | 6 |
| 5 | 19 |
WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
国本 雄資 阪口 晴南 |
52 | 1'50.628 | 8.357 | YH | 7 |
| 6 | 24 |
リアライズコーポレーション ADVAN Z NISSAN Z GT500 |
佐々木 大樹 平手 晃平 |
52 | 1'50.040 | 10.429 | YH | 3 |
| 7 | 8 |
ARTA NSX-GT Honda NSX-GT |
野尻 智紀 福住 仁嶺 |
52 | 1'50.112 | 10.472 | BS | 22 |
| 8 | 14 |
ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
大嶋 和也 山下 健太 |
52 | 1'49.763 | 13.278 | BS | 46 |
| 9 | 100 |
STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT |
山本 尚貴 牧野 任祐 |
52 | 1'50.865 | 14.304 | BS | 36 |
| 10 | 36 |
au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
坪井 翔 ジュリアーノ・アレジ |
52 | 1'50.689 | 15.362 | BS | 25 |
| 11 | 64 |
Modulo NSX-GT Honda NSX-GT |
伊沢 拓也 大津 弘樹 |
52 | 1'50.643 | 17.764 | DL | |
| 12 | 23 |
MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 |
松田 次生 ロニー・クインタレッリ |
52 | 1'50.199 | 54.222 | MI | 30 |
| 13 | 16 |
Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT |
笹原 右京 大湯 都史樹 |
37 | 1'50.326 | 15 Laps | DL | 1 |
38 |
ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
立川 祐路 石浦 宏明 |
10 | 1'50.574 | 42 Laps | BS | 16 | |
12 |
カルソニック IMPUL Z NISSAN Z GT500 |
平峰 一貴 ベルトラン・バゲット |
1 | 2'01.285 | 51 Laps | BS | 19 |

2022-04-16.17

2022-05-3.4

2022-05-28.29

2022-05-28.29

2022-08-6.7

2022-08-27.28

2022-09-17.18
2022-10-01.02
MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL
2022-11-05.06