◾️開催地:富士スピードウェイ(静岡県)
◾️開催日:2021/6/3-5
【フリー走行・予選】
2022年度のスーパー耐久シリーズST-4クラスが、6月3日~5日、富士24時間レースにて開幕した。浅野レーシングサービスは今年度新たにマシンをGR86へスイッチするべく、浅野武夫がホワイトボディからマシンを製作、ボディ側の作業が一通り終わり、エンジン・駆動系・電気系等の制作・組付けが始まったのが、旧マシンで参加した5月10日のスーパー耐久公式テスト終了後というスケジュールの中、浅野家総動員でマシンは完成、レースウイークの5月30日、月曜日の夜にエンジンがかかり、6月1日、水曜日の富士スピードウェイのスポーツ走行にてシェイクダウンとなった。いくつかの初期トラブルがあったものの、必要な対策を済ませるとマシンは順調に走り始め、2セッション目では藤原のドライブで早くも2分00秒台を記録、チームはマシンのポテンシャルに期待をもち2日、木曜日の占有走行へと臨んだ。占有走行ではニュータイヤを投入してのサスペンションセッティング変更を進め、またタイヤ摩耗状況とライフを確認、2回目のセッションではガス欠チェックを行って燃料の吸い上げ状態と燃費の確認を行った。夜間走行のセッションでもマシンに問題は無く、24時間を想定したエンジン回転数上限を守りながらも2分1秒台でコンスタントに周回できるポテンシャルを確認し、チームはマシン整備と決勝レースのピットワーク練習を行い翌予選日を迎えた。
6月3日、金曜日のドライコンディションの予選で、Aドライバーの浅野はブレーキパッドの当たり付けをした後、決勝を想定したギア選択のままでアタックを行い2分00秒929をマーク、Bドライバーの藤原はアタック2周目に1分58秒741をマークしてAB合算の予選グリッドは86号車GR86、884号車86に次ぐ3番手となった。C~F予選では途中ウエットコンディションとなったものの各ドライバーはコンスタントな走りを披露、チームは24時間レースを見込んだ部品・ミッション交換を実施し、ピットワーク練習を重ねて翌決勝日に備えた。
【チーム監督コメント】
浅野 真吾
【ドライバーコメント】
浅野武夫
藤原 大暉
石森 聖生
芝 叔和
普勝 崚
勝木 崇文
第1戦 SUZUKAスーパー耐久 5時間レース
2022/3/19-20
2021/5/21-23